2010年11月14日日曜日
WAREHOUSE 15th ANNIVERSARY 1003XX
本日は、再入荷したマニアックなディテール満載のWAREHOUSE15周年限定生産 1003XX(大戦モデル)のご紹介です。
1930年代頃の無骨さを残しながら、やや腰まわりのフィット感を高めた男らしいシルエット
大戦モデル特有のラフに一筆縫いされた牛パッチ
リベットの省略により、シングルステッチによる返し縫いで補強が成されたコインポケット
ポケットの袋布には保温性も高いWAREHOUSEオリジナルのネルを使用
股部分のクロッチリべットの省略と、オレンジとイエローの二色使いによるステッチ
太く長いベルトループ
左右非対称の大きなバックポケットと隠しリベットを避ける様に入ったステッチ
元にしている実物VINTAGEと同じく、月桂樹ボタンなどではなくブランドの刻印が入るボタンを使用
上記にある以外にも、まだまだマニアックなディテールは満載です。
生地は大戦モデル特有のややヘヴィーオンスで径6番、緯6番の14オンス径糸強撚糸仕様のデニムを使用し、同じく15th ANNIVERSARY モデルの1001XXと比較するとコシとハリがありインディゴの色目も濃い生地です。
縫製に使用する糸も部位により、色、番手を替えて縫っており、全体的にやや細番手の糸で運糸の細かいステッチによって、生地に糸が沈み込むことにより縫製の強度UPも果たしております。
強度を上げるにしても生地をヘヴィーオンスにする、縫い糸を太番手にする等の単純な方法ではなく、全体のバランスを最適にすることによる方法を選択するあたりが長年VINTAGE研究を続けるWAREHOUSEの真骨頂なのではないかと思います。
第二次世界大戦が激化した'42から'45に終戦する翌年、'46までの間、米政府の戦時生産局による物資統制の名の下に簡略化の波を受け生産され続けた後、モデルチェンジが施され翌年発売、現在でも名品として謳われている'47モデル誕生の布石ともなったエポックメーキングなモデルのReproductionです。
WAREHOUSE
15th ANNIVERSARY 1003XX
Price. ¥22,050(w/tax)
本日の一曲はシナトラのこちら!!